慢性関節リウマチは中高齢者特に女性に起こりやすく、関節の痛み・疲労感・貧血などの症状がおこる疾患です。
今回は、「慢性関節リウマチと脊髄筋肉系の関係」について解説していきます。
■慢性関節リウマチとその症状
慢性関節リウマチはその名の通り慢性的な関節リウマチです。
関節リウマチは、関節・関節周辺・筋肉が痛む病気全般を指します。
この疾患の特徴はゆっくり進行することで、初期には食欲低下・体のだるさ・熱っぽさや、朝の体の動きづらさなどの症状が特徴です。
次に手首・手足の指・膝関節等の関節に腫れ・こわばり・痛みが起き、徐々に膝・肘・股・顎・胸鎖・頸椎などの体中の他の関節に広がっていきます。
進行に伴い、筋肉痛・皮下結節・疲労感・肺や目の炎症・関節変形・貧血等の症状がでます。
免疫細胞が関節の滑膜組織を攻撃することで炎症し、関節が痛んだり変形したりします。
根本的な原因は未特定ですが、体内の免疫機構に異常が発見される場合があります。
■慢性関節リウマチの治癒法
主に炎症を和らげたり免疫機能を抑える薬物使用・リハビリ運動・関節を固定したり角膜を除去する手術療法・関節を温める温熱療法などが一般的な治療法です。
その他の治療をお探しの方は、当院の脳幹圧迫完全解放手技をおすすめします。
■慢性関節リウマチと脊髄筋肉系の関係
私たちの体は脳幹の「脊髄筋肉系」機能によって関節の健康を保っています。
脳幹を中心に脊髄・中枢神経・筋肉・腱から構成されており、関節の位置や体制を調整する働きを持ちます。
また、慢性関節リウマチには「脊髄筋肉系の弱体化」が関係していると考えられます。
■弱体化の流れ
脊髄筋肉系の弱体化は、「脳幹(大後頭孔・頸椎1番・頸椎2番)の3箇所がストレスによってねじれる」ことで起こります。
三箇所(前後・左右・上下)の3軸のねじれが脳幹を圧迫し、血液・リンパ・神経・脳脊髄液の循環が滞り、脊髄筋肉系の機能が弱まります。
このねじれは脳幹自体の機能を低下させるので、脊髄筋肉系だけでなく免疫系などの機能も弱まります。
■脳幹圧迫完全解放手技
当院独自の脳幹圧迫完全解放手技では、脳幹の計3箇所のねじれを解き、圧迫を解消、血液・リンパ・神経・脳脊髄液の循環促進、脊髄筋肉系の機能を改善します。
この手法は、慢性関節リウマチだけでなく特発性側弯症や顎関節症、パーキンソン病などの疾患に効果があります。
高槻カイロプラクティックセンターは、「慢性関節リウマチ・パーキンソン病・多発性硬化症」等の関節・神経に関する難病施術にカイロプラクティックの視点からアプローチしています。
これらの疾患が思い当たる方はご連絡ください。