「なんだかやる気がおきない。」
あなたはこんなふうに感じてしまうことはありますか?
ここぞ、というときにやる気がでないと困りますよね。
実はそれ、広範囲調節系が影響しているかもしれません。
しかし、広範囲調節系と聞いても、今まで聞いたことない、よく知らないという方も多いかと思います。それもそのはずです。実際には、神経伝達物質を放出?拡散したり、脳全体の機能を活性化させたり、と素晴らしい働きをしているにもかかわらず、あまり一般的には知られていない医学用語とされているためです。
そこで今回は、広範囲調整系の素晴らしい働きについて説明していきたいと思います。
【広範囲調節系】
脳幹の背中の網目状の神経の束が原点にあります。そして、これがよく起きていられる、よく眠れるなどの調整をしていて、この調整の力を使って、脳の正常、脳のバランス(右脳と左脳のバランス)を保っています。
右脳は左半身、左脳は右半身の調節を役割としているので、これが狂うと体のバランスが崩れてしまいます。
そのため、脳のバランス、体のバランスが崩れてしまうと、うつ、不眠症、ナルコレプシーなどの難病になる可能性が高まってしまいます。
このように、広範囲に影響を及ぼすかなり重要な部分であることは理解できたかと思いますが、よりイメージをしやすいように次は神経伝達物質を放出・拡散する動作を中心に広範囲調節系の働きについて説明していきたいと思います。
【広範囲調節系の働き】
私たちは「ドーパミン」や「アドレナリン」などの言葉には馴染みがあるかと思います。そして、このような物質を主に神経伝達物質といいます。
なかでも広範囲調節系は、ノルアドレナリン?セロトニン?コリン?ドーパミンなどの神経伝達物質を放出?拡散し、脳全体の機能を活性化させる働きをもちます。
例えば、広範囲調節系は、ノルアドレナリンの分泌を促します。それは脳幹の端にある「青班核」を出発点として、学習、痛みなど、さまざまな機能を活性化させます。
ちなみにこの「青班核」は25万以上のシナプスを形成することができます。そのため、広範囲調節系のなかでも、もっとも広く分布しています。
【体のゆがみ】
すでに広範囲調節系の素晴らしい働きについてお分かりになったかと思います。
ですが、わたしたちはこの働きを完全に発揮できているでしょうか?
もともとこんなにも素晴らしい力を備えているにもかかわらず、「なんだかだるい。」「やる気がでない」といった症状に心当たりのある方も多いかと思います。
それはもしかすると、体のゆがみやストレスによって、力が完全に発揮できていないかもしれません。
脳幹に不自然な圧力が加わり、情報のやり取りに詰まりが生じてしまうと「広範囲調整系」が正常動作せずに、いろいろな運動障害や神経障害を引き起こす可能性が高くなります。
でも、ご安心ください。脳幹を圧迫させるなど、原因となる背骨のゆがみを正せば完全な力を取り戻し、原因不明の体調不良は改善します。
当院では、日本古来の整体法とカイロプラクティックを融合した施術法で、背骨のゆがみや脳幹、神経の圧迫を取り除きます。
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