脳幹解放手技２

【脳幹解放手技ってどんな施術法？】

当院が行っている「脳幹解放手技」について説明していきます。

「脳幹」とは脳と神経（自律神経・運動神経・知覚神経）とを繋ぐ中継点と言われています。しかし「脳幹」はただのつなぎ目ではありません。

人が生きていく上で最も重要な役割を果たす「高度に発達した生命維持装置」と表現しても過言ではないのです。

それでは、まず「脳幹」についてわかりやすく説明していきましょう。

「脳幹」は脳全体に覆われていて頭部のほぼ中心に位置している脳の一部を構成する器官です。

そして、大きく分けると以下の4つの部位に分けることができます。

・「間脳」：脳幹の中で最も脳に近い部分で、大脳全体に覆われています。またこの部位は更に「視床」と「視床下部・下垂体」とに分けることができます。

「視床」は嗅覚以外の全ての感覚を集約して大脳に伝え、大脳を覚醒させる働きがあります。

「視床下部」は「自律神経」の最高中枢であり、内臓の働き、呼吸や血圧の制御、体温調整、ホルモンの分泌などの指令を一時も休まず出し続けていて、脳幹の中でも最重要部位と言えます。

・「中脳」：間脳の内側に位置する器官で、大脳皮質と小脳、脊髄を繋ぐ重要な中継点です。

平衡感覚の制御や聴覚からの情報の中継、眼球の動きなどを制御しています。

特発性難聴やメニエル病はこの「中脳」の障害だと考えられています。

・「橋」：小脳との連絡地点です。この橋によって小脳、大脳、脊髄との情報のやり取りがスムーズに行われています。

小脳は人間の行動を制御するための器官ですから、「橋」が機能しなくなると動いたり、体で覚えるという当たり前のことができなくなってしまいます。

発達障害や脳性麻痺は小脳だけでなくこの「橋」の障害も影響していると考えられます。

・「延髄」：プロレス技で有名な「延髄切り」で一躍有名になったのがこの部位です。ちょうど頭蓋骨と頚椎の境目付近にあり自律神経や運動神経の集約地点となっている場所です。

この場所に障害が起これば脳と神経との連絡に障害が発生し、運動障害や自律神経失調症、意識消失などの深刻な健康被害を及ぼすことになります。

いかがでしょう？「脳幹」が単なる脳と神経との中継点というだけでなく、生きていく上で非常に重要な「生命維持装置」であることがお分りいただけたでしょうか？

もし、「脳幹」が機能障害を起こしてしまうと大掛かりな生命維持装置に接続され、意識不明の寝たきり状態になってしまいます。

つまり、現代科学では決してなしえ無いほど「高度に発達した生命維持装置」が脳幹という小さな部位に集約されているのです。

しかし私たちは日常生活を送る上で背骨や頚椎に歪みが生じてしまい、それが癖になってしまうと、脳幹と神経を繋ぐ部分にいびつに偏った力が加わってしまい、「脳幹」の機能に異常が発生します。これがあらゆる病気の直接的な原因となります。

その「脳幹」をいびつな圧力から解放し、生命維持装置が過不足なく稼働するようにするのが

「脳幹解放手技」

の理論です。

当院では開業以来25年、延べ10万人以上の患者さんに施術をし、一般的な肩こりや50肩、腰痛以外にも難病と言われている

・椎間板ヘルニア

・特発性側湾症

・メニエル病、特発性難聴

・顎関節症

・ガン

・パーキンソン病

・慢性関節リウマチ

・ジストニア

・多発性硬化症

・原因不明の体調不良

などの病気の治癒、平癒（症状の改善）に成功してきました。

だから、医者から「治る見込みは無い」と言われても諦め無いでください。「脳幹解放手技」でよくなった難治性患者さんはたくさんいるのです。

施術は10回を1クールとして状態を見ながら調整していきます。

長年苦しんできた病気でも「脳幹」を圧力から解放して生命維持装置が正常稼働すれば健康は取り戻せる可能性は非常に高いので、是非一度当院にご相談ください。