辛い特発性（原因不明）側湾症からの解放

首がこっているのかな？
疲れがたまっているから背中が重いのかな？

でも、そのようなことを口に出すと
「子供のくせに、なにを言っているの？」
とか
「姿勢が悪いからでしょう、ピンとしなさい」
と逆に注意されたりしませんでしたか？

普通は、成長とともに筋肉や骨格が発達して、丈夫な体になっていくのでしょうけれど、首の痛みだけではなくて、重い背中、だるくていうことを聞かない身体にきっと辛い思いをしていることでしょう。

側湾症は、悲しいことに成長と共に度合いを増してしまいます。
まさか、自分が側湾症だなんて思いもしませんから、スグに疲れ果ててしまい、運動も勉強も集中してできない状況を、自分のせいだと思い込んでしまい、ウツ病になる方もいるほどの辛さです。

始めは、外から見ても身体の歪みには気付きません。
しかし、逆にいえば、自分の体に歪みがあることに気付いた時には、かなり湾曲しているはずです。

とりさることのできない疲労感に加え、いつ起こるともわからない突然の激痛。
腕がしびれてきたりする神経系のトラブルを引き起こすこともありますし、胃腸のトラブルと思い込んでいた便秘や軟便等も、実は側湾症の症状なのです。

側湾症には、常日頃から姿勢を良くすることで治せるものもありますが、医療機関等で診てもらった際に、特発性側湾症と診断されることがありますよね。
これは、原因が不明の側湾症になります。
悲しいことに、この特発性側湾症と診断をされるのは、側湾症の全体の7〜8割に相当します。
かなりの確率ですよね。

「原因不明」と聞くと、半分あきらめにも似た感情がこみあげて来ますが、だからと言って、このままでは人生を快適に過ごすことが出来なくなってしまいます。