パーキンソン病は高齢の方に多く発症する疾患で、「動作の遅れ・手足の震え・バランス感覚の低下」等の症状が起こり、進行すると車いすや寝たきりの状態になってしまいます。
今回は、「パーキンソン病と脊髄筋肉系の関係」について解説していきます。
■パーキンソン病とその症状
パーキンソン病は、脳内のドーパミン神経の減少により「動作の遅れ、手足の震え(振戦)、関節が滑らかに動かない(固縮)、バランス感覚の低下(姿勢反射障害)」等の運動障害に加えて自律神経・精神・認知機能の障害が起きる神経変性疾患です。
原因はいまだ解明されておらず、症状は段階的に生じ数年数十年かけて進行します。
自然治癒の可能性は非常に低い難病です。
■パーキンソン病の治癒法
病院ではドーパミン系の薬剤による薬物治療・リハビリ・脳に電気刺激を与える手法などの外科手術で対処しますが、根本的な原因は分かっていません。
これらの治療で効果が出なかった方にはぜひ当院の脳幹圧迫完全解放手技を試してもらうことを強くお勧めします。
■パーキンソン病と脊髄筋肉系の関係
当院では、脊髄筋肉系にアプローチします。
私たちの体は脳幹の「脊髄筋肉系」機能によって健康を保っています。
脳幹を中心に脊髄・中枢神経・筋肉・腱から構成されており、関節の位置や体制を調整する働きを持ちます。
また、パーキンソン病には「脊髄筋肉系の弱体化」が関係していると考えられます。
■弱体化の流れ
骨髄筋肉系の弱体化は、「脳幹(大後頭孔・頸椎1番・頸椎2番)の3箇所がストレスによってねじれる」ことで起こります。
三箇所(前後・左右・上下)の3軸のねじれが脳幹を圧迫し、血液・リンパ・神経・脳脊髄液の循環が滞り、脊髄筋肉系の機能が弱まります。
このねじれは脳幹自体の機能を低下させるので、脊髄筋肉系だけでなく免疫系などの機能も弱まります。
■脳幹圧迫完全解放手技
当院独自の脳幹圧迫完全解放手技では、脳幹の計3箇所のねじれを解き、圧迫を解消、血液・リンパ神経・脳脊髄液の循環促進、脊髄筋肉系の機能を改善します。
この手法は、パーキンソン病だけでなく特発性側弯症や顎関節症、パーキンソン病などの「関節や神経に関する疾患」に効果があります。
高槻カイロプラクティックセンターは、「パーキンソン病・多発性硬化症・ロコモーティブシンドローム」等の難病施術にカイロプラクティックの視点からアプローチしています。
これらの疾患が思い当たる方はぜひ当院までご相談ください。