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脊髄筋肉系の弱体化で起きる病気「脊椎性・進行性筋萎縮症」

お役立ち情報

脊椎性・進行性筋萎縮症は、乳児から20才前後の若者にごく稀に起こる進行性の筋力低下・筋委縮が起こる疾患です。
今回は、「脊椎性・進行性筋萎縮症と脊髄筋肉系の関係」について解説していきます。

■脊椎性・進行性筋萎縮症とその症状

脊椎性・進行性筋萎縮症(SMA)は、患者の年齢ごとに乳児・小児・若者・成人型の4種に分類される筋萎縮症であり運動ニューロン病ともされています。

脊髄内の神経細胞(運動ニューロン)が消失すると、脳や脊髄を通ってきた信号が筋肉に伝わらなくなり、筋力の低下や筋肉の萎縮が起こります。
SMAの原因は、SMN遺伝子の欠失や変異だと特定されました。

遺伝子の欠落等によりSMAタンパクが減少し、運動ニューロンが消失します。
全ての型で筋力低下・筋萎縮が起こり、乳児・小児型では運動・呼吸・食事も困難になります。

■脊椎性・進行性筋萎縮症の治癒法

新薬が期待されていますが未だ効果的な治療法は確立されていません。
食事ができない患者には経管栄養や胃瘻(いろう)、呼吸機能が低下している場合は人工呼吸器を使用します。

また、筋力低下のためのリハビリも一般的です。
若者や成年近くの患者の方には当院の施術法も有効です。

■脊椎性・進行性筋萎縮症と脊髄筋肉系の関係

私たちの体は脳幹の「脊髄筋肉系」機能によって健康を保っています。
脳幹を中心に脳・脊髄神経・末梢神経・骨・筋肉・腱・靭帯・軟骨etc.から構成されており、関節の位置や体制を調整する働きを持ちます。
このことから、脊椎性・進行性筋萎縮症には「脊髄筋肉系の弱体化」が関係していると考えられます。

■弱体化の流れ

脊髄筋肉系の弱体化は、「脳幹の周辺部分(大後頭孔・頸椎1番・頸椎2番)の3箇所がストレスによってねじれる」ことで起こります。
三箇所の前後・左右・上下の3軸のねじれが脳幹を圧迫し、血液・リンパ・神経・脳脊髄液の循環が滞り、脊髄筋肉系の機能が弱まります。

このねじれは脳幹自体の機能を低下させるので、脊髄筋肉系だけでなく免疫系・自律神経系・内分泌系・広範囲調節系の機能も弱まります。

■脳幹圧迫完全解放手技

当院独自の脳幹圧迫完全解放手技では、脳幹の計3箇所のねじれを解き、圧迫を解消、血液・リンパ・神経・脳脊髄液の循環促進、脊髄筋肉系の機能を改善します。
この手法は、脊椎性・進行性筋萎縮症だけでなく特発性側弯症や顎関節症、パーキンソン病などの疾患に効果があります。

高槻カイロプラクティックセンターは、「脊椎性・進行性筋萎縮症、パーキンソン病、多発性硬化症」等の関節・神経に関する難病施術にカイロプラクティックの視点からアプローチしています。
これらの疾患が思い当たる方はご連絡ください。