【脊髄筋肉系と日常生活の関連性】
言うまでもなく、私たちが日頃二足歩行で生活できるのは骨と筋肉のおかげです。骨がなければ姿勢を維持することすらできませんし、筋肉がなければ動くことができません。
そして、筋肉を思いのままに動かせるのは脊髄(背骨)からのびている運動神経のおかげです。
私たちはごく当たり前のように日常生活を送っていますが、何気ない動作一つとっても運動神経や反射神経と筋肉、関節、骨は密接な連携を持って複雑な動作をこなしているのです。
その良い例が”お箸を持つ”という動作でしょう。日本人なら誰もが箸を上手に使えますが、日頃から箸を持つ習慣のない欧米人にとってこの動作は複雑怪奇な動きになりますし、利き手の指を脱臼したり骨折したりすると普段はなんでもない”箸で物をつかむ”という動作がうまくいかないことにうんざりすることでしょう。
このように私たちの生活は「脊髄筋肉系」の各器官の連動によって支えられているのです。
この「脊髄筋肉系」とは脊髄+中枢神経+筋肉・腱など”運動器官”のことを意味しています。
実はこの「脊髄筋肉系」に生じる傷病はとても種類が多く、特に運動神経や筋肉に起こる「病気」には難病が多いという特徴があります。
以前紹介した
・特発性側湾症
・パーキンソン病
・椎間板ヘルニア
・顎関節症
も「脊髄筋肉系」の疾患でいずれも難治性疾患になります。(難病指定を受けている疾患と区別するためにあえて”難治性疾患”という言葉を用いました。)
他にも
・ALS(ホーキング博士やアイスバケツチャレンジで有名になった筋肉が萎縮していく病気)
・多発性硬化症
・脊髄性/進行性筋萎縮症
・ロコモティブシンドローム
・慢性関節リウマチ
・ニューロパチー(末梢神経障害)
など「脊髄筋肉系」の病気を列記すると枚挙にいとまがありません。同一カテゴリーでこれだけ傷病数が多いということはそれだけその器官が複雑な構造を持っているということを意味しています。
【基本動作の一つ”歩く”ために使われる「脊髄筋肉系」について】
それではここで「脊髄筋肉系」がどれほど複雑で精密な構造を持っているかを、私たちの日常生活の中でも最も基本的な動作である”歩く”ことで検証してみましょう。
”歩く”ためには
・”大脳皮質”が体の位置と周囲の環境を正確に認識して、下肢(脚)を正確に運ぶための的確な指令を出す。
・”大脳”→”脊髄(運動神経)”→”末梢神経”へと下肢(脚)を正確に運ぶための的確な指令が伝達される
・その指令に連動して腱と筋肉が動き、関節を制御して初めて歩くことができるようになる
という流れになります。
”大脳皮質”とは大脳をおおう粘膜組織で感覚系や運動系の神経が集中していて「歩く」という動作を統括的にコントロールする器官です。
さらに立っているときや歩行時の姿勢維持には”小脳”、”延髄”、”内耳(三半規管)”が関連し、さらに動きをスムーズにするためには”錐体外路系”とよばれる脳の深い部分から大脳皮質に接続している神経の存在が必須になります。
そしてそこに運動器官として”大腿骨”、”膝関節”、”足関節”、”足趾関節”などいろいろな関節が連動して動く必要性もあり、姿勢制御のためには”骨盤”や”肩関節”などの連携も必要です。
たかだか”歩く”という基本動作一つとってもこれだけ複雑に「脊髄筋肉系」の働きが絡んでいるのです。
【脳幹と脊髄筋肉系の関連性】
”運動”に関する指令は上記のように”大脳皮質”から出されますが、”運動するのに必要な外部の情報収集”は五感を駆使し、「脳幹」を通じて大脳から大脳皮質へと送られ、再び「脳幹」を通じて脊髄の中にある運動神経や反射神経に伝えられます。
このように「脳幹」は”運動”に関する情報ネットワークの中枢器官となる重要な部分なのです。
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(※施術中など電話にでれない事があります。 折り返しお電話させていただきますので、留守番電話にご伝言をお願いいたします。)11時30分~17時30分(火・水・木定休)
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◎特発性側弯症・椎間板ヘルニア・顎関節症の駆け込み寺
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