下痢、血便、腹痛という症状や、発熱、貧血、体重減少といった全身の症状に悩まされる潰瘍性大腸炎ですが、原因は明らかになっていません。
薬や手術による治療が一般的で、原因も不明なので、根本的な完治は難しいとされています。
自己免疫の症状というのが通説ですが、自己免疫の症状に悩まされてしまう原因はご存知でしょうか?
当院では自己免疫の症状による難病の施術を得意分野としています。
潰瘍性大腸炎を含む自己免疫による症状はどうして起こるのか、今回はその原因をご紹介します。
■自己免疫の原因
自己免疫は免疫系の弱体化が原因です。
免疫系とは具体的に言うと皮膚、粘膜、血液中の白血球などを指します。それらを司っているのが、脳幹です。
脳幹のうち、特に視床下部と延髄が免疫系を司っています。
免疫系は病気になる症状の元を攻撃することによって、体内環境を整える役割を担っています。
つまり、免疫系が正常に働くからこそ、体内に菌やウイルスが侵入してきても身体は正常に機能するのです。
例えばガンになる原因はがん細胞を免疫系が適切に攻撃できないことにあります。
しかし、健康な人でも実は1日に3000個から6000個のがん細胞が発生しているのです。
そのように毎日発生しているがん細胞も免疫系が正常に働いていれば大きくならないように攻撃でき、その結果毎日3000個ものがん細胞が体内に誕生していても、健康でいられるのです。
このように免疫系が正常に働くことはかなり重要です。
しかし、免疫系を司っている視床下部、延髄に異常が起これば、免疫系は正常に機能しません。
視床下部や延髄の異常といえば、脳幹の圧迫が挙げられます。
頭と首のねじれによって、脳幹が圧迫されてしまうのです。
このねじれを具体的に解説します。
脳幹を硬直させてしまう原因は大後頭孔と頸椎1番、2番のねじれです。
大後頭孔とは頭蓋骨にある大きな穴で、脳と脊髄を繋いでいる神経が通っています。
また、頸椎とは背骨のことです。背骨(頚椎7個・胸椎12個・腰椎5個)は、24個の骨で構成されています。
頸椎の首の部分のうち、上から1つ目と2つ目の骨を頸椎1番、2番と言います。
それらは合わせて上部頸椎と言われていて、頭を支えるバランスの要、神経が最も集中する場所だとも言われています。
このように自律神経を整えるために特に重要な役割を担って大後頭孔と頸椎1番、2番がねじれると、脳幹が硬直します。
反対に、大後頭孔と頸椎1番、2番のねじれが解消されれば、脳幹も硬直状態から解放され、免疫系が正常に機能するのです。
免疫系が正常に機能すれば、自己免疫は解消されるでしょう。
今回は潰瘍性大腸炎を含む自己免疫の原因について紹介しました。
当院では大後頭孔と頸椎1番、2番のねじれを解消する脳幹解放手技という手技を開発しました。
脳幹という生命維持機能を正常に機能させるために、頭と首のねじれを解消しませんか?
興味のある方はホームページから是非一度お問い合わせください。