五大完全調整力脊髄筋肉系の構造とは!?

私たちは日々当たり前のように歩いたり、しゃがんだりといった動作を行っています。しかし、何気ない動作一つとっても運動神経や反射神経と筋肉、関節、骨は密接な連携を持って複雑な動作をこなしているのです

その重要な役割を担っているのが、五大完全調整力の一つである「脊髄筋肉系」です。今回その「脊髄筋肉系」の構造について説明します。

・脊髄筋肉系とは

「脊髄筋肉系」とは脊髄+中枢神経+筋肉・腱など「運動器官」のことを意味しています。日々の動作は骨と筋肉によって動かされますが、この骨と筋肉を動かすのは脊髄からのびている運動神経がコントロールしています。

すなわち、「脊髄筋肉系」は人間の生命活動にとって欠かせないものであり、正常であればスムーズに体を動かせますが、どこか異常があると動作に支障をきたします

・脊髄筋肉系はどの脳が司っているのか

運動する時の脳の一連の挙動は、運動するのに必要な外部の情報収集を五感で感知し、「脳幹」を通じて大脳から大脳皮質へと送られ、再び「脳幹」を通じて脊髄の中にある運動神経や反射神経に伝えられます。これを分かりやすく表現すると、次のようになります。

五感→「脳幹」→大脳→大脳皮質→「脳幹」→運動神経・反射神経
これより「脳幹」は外部からの情報・命令の伝達に関わっており運動の中枢器官であることが分かります。そして「脊髄筋肉系」はこの「脳幹」が司っています。

また、より厳密に言うと、脳幹の中の「延髄」、「中脳」、「橋」が司っています。この3つについて説明していきます。

・延髄

延髄は様々な働きを担いますが、運動に関する機能をご紹介します。


延髄には平衡感覚の中枢があり、三半規管から小脳へとつながる神経回路の通り道です。

延髄背側部には平衡感覚の中枢神経である前庭神経核が存在し、三半規管での平衡感覚がここを経由して小脳に伝えられます。よって、延髄がうまく機能しないと安定した姿勢を保つことができません

・中脳

なめらかな動きを可能にする一連の運動系の重要な中継所を含むほか、対光反射、視聴覚の中継所、眼球運動反射、姿勢反射の活動抑制を行っています。身近な例では、目に光が入ったときに瞳孔を収縮させたり、見ている物が近づいたときにレンズを厚くしてピントを合わせたりします。

・橋

全身の筋肉運動や瞳孔反射、眼球運動などを調整します。

小脳への連絡通路であり、重要な機能を果たしています。

複雑ではありますが、「脊髄筋肉系」についてご紹介しました。動作時に違和感を感じる方は、この「脊髄筋肉系」に異常が発生しているかもしれません。お悩みの方はお気軽にお問合せ下さい。

今月の営業日

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする